「情熱系」会社案内作成法 3.会社案内作成法「内容編」

さてこれまで、中小企業にとっての会社案内とは、なるだけコストをかけず、目的を明確に絞り込み、まずあなたの会社に親近感を抱いてもらうことに専念すること。
そして、そのためにあなた自身が「魂」「心」を込めて、経営者であるあなた自身の言葉で語りかけることが重要だというお話しをさせていただきました。

以上のように、会社案内の役割をきちんと明確にした上で、やっとデザインを選定する作業が始まるのです。
「なんでもいいからかっこいいものが仕上がればいいんだ。」とか
「おしゃれで洗練されたものを作れば、みんなが気に入ってくれるんだ。」というような発想では、会社案内を効果のある営業ツールに仕立て上げることはできないのです。

まずは「意図」を明確に

なんでもかまいません。身の回りにある人間が作りだしたものを見渡してみてください。
どんなものにもデザインがされていますよね。
かっこいい、かっこわるいは別として、どんな物にもデザインが施されているんです。
どうですか?

人間が作りだした物で、デザインがされていないものなんてありませんよね。
常に私たちは、デザインされた物を目にし、デザインに触れているんです。

自然は違います。
美しい花も小鳥も、自然に生まれたものにはデザインされたものはひとつもありません。
どんなに美しくても、どんなに機能的でも、自然には自らの意図は含まれていないんです。

デザインとは、人間が意図して作りだしたものに内包されるものなんです。

何が言いたいのかというと、意図して作られたものがデザインであり、その意図を明確に持つことで、見る者、触れる者に情感を伝えることができる、ということなんです。

例えば、あなたも年賀状を書いたことがあると思います。
来る年の干支のイラストとあいさつ文や近況なんかを、ハガキにレイアウトしたことありますよね。

キリリとしまった落ち着きのあるものにしよう。
家族の写真も載せて、アットホームで和やかな雰囲気のものにしよう。
お世話になった方々に失礼のないよう、厳粛なものにしよう。
人とは違った派手でインパクトのあるものにしよう。

どんなレイアウトにしようかといろいろと悩んだりしたと思うんです。

なんで悩んだりするのでしょう?
突き詰めて考えれば、自分を人にどう見せたいのか、ということで思い悩むからなんですね。

そこではっきりと、
『「家族みんなで元気に暮らしています!」というメッセージを穏やかであたたかな雰囲気で伝えたい』
というように意図を明確にして、始めてデザインを決めることができるんです。

つまりデザインとは、自分をどう見せたいのかという意図を持って、それが適うようなレイアウトすることと言えわけです。

会社案内をどうデザインするかも同じことで、経営者であるあなたが、自社をどんなふうに見せていくかをはっきりと明確にすることで、デザインの方向性を決定することができるんです。

あたなは、どう見られることを望んでいますか?

もしあなたが、すでに会社案内を作る決意を持ち、ご自分でメッセージを書かれたのなら、自分を、そして会社をどう見せたいのかは、そのメッセージから引き寄せることができます。 →内容編
会社に対する想い、商品サービスに対する想い、そしてお客さまに対する想いを、あなた自身の言葉でメッセージに託したのなら、お客さまからどのように見られたいのかはすぐに定まりますよね。

会社案内に力を持たせるには、あなたのメッセージと、それを具現化したデザインが協調することが必要なんです。

言葉は、意識的なもの。
デザインは、感覚的なもの。
明確な意図を持つことで、意識と感覚に訴えかける会社案内を作りだすことが可能となるのです。

業種ばかりにとらわれない

会社案内のデザインを考えるとき、あなたの業種や商品に合ったものを作ろうと、そればかり気にしてはいけません。
「○○ぽいもの」を作ろうとすると、必ず紋切り型のあたりさわりのないものになってしまいます。

業界全体を盛り立てようとして、自社の会社案内を作るわけではありませんよね。
また、商品を売るためのカタログやパンフレットを作ろうとしているのでもありません。
あなたは、会社案内を作ろうとしているのです。

世の中のたったひとつしかないオンリーワン企業として会社案内を作るのです。
ライバルにうち勝ち、あなたの会社のブランドを育むために会社案内を作るのです。
だとしたら、「○○ぽいもの」を作るのではなく、あなたの発するメッセージをもとにデザインを決めていきましょう。

多くのデザイン会社は、お客さまから会社案内作成の依頼を受けると、業種、扱っている商品やサービスからデザインの枠組みを決めようとします。
なぜかというと、彼らは「それらしく、かっこいいもの」を作ろうとしているからです。

それらしいものを作れば、多くのお客さま(会社案内の作成依頼者)が納得するからです。
なぜなら、多くの企業は、会社案内に明確な目的を見いだしていないからです。
会社案内を持っているということが重要であって、そのステータスのみを得ようとしているだけなのです。

でも、「会社案内作成LABO」に訪れ、私のメッセージを読んでくださっているあなたには、そんな失敗をしてほしくないんです。
ただ持っているだけの会社案内を作ることに、大切なあなたのお金を使ってほしくないんです。

この「ハートを射とめる会社案内作成法」の中で何度も私が言っているように、戦略と目的を明確にしてこそ投資をする意味があるんです。

あなたのメッセージを分かりやすく表現しデザインする上で、業種に見合った雰囲気が必要と判断した場合のみ、つまり戦略として明確な意図がある場合のみ「○○ぽい」デザインが許されるのです。

例えば、あなたがお酒の卸売会社を経営し会社案内を作ることにしたとしましょう。
そこで、日本酒を多く扱っているということから、純和風で落ち着いたデザインを選択したとします。

でも、
『これまでのように日本酒だけでなく、若い世代から女性まで幅広く人気がある焼酎にもっと力を入れたい』
というビジョンを持ち、
『実は昔から焼酎が大好きで・・・』
というメッセージを伝えようとしたとします。

そんな場合は、今扱っている商品のなかで日本酒の割合が大きくても、戦略で焼酎に力を入れるということを打ち出したなら、デザインも当然それに見合うものにしなければならないでしょう。

若い世代に焼酎がうけていることを考慮して、都会的でおしゃれなデザインにするという選択肢があってもいいはずなんです。

あなた自身のメッセージを的確に伝えるため、はっきりとした意図を持って会社案内のデザインは決定すべきなんです。

好き嫌いに左右されない

人間、誰しも好きなデザイン、嫌いなデザインがあります。
服や、家具、雑貨を買うのであれば、おおいにあなたご自身の好みでお選びになればいいでしょう。
しかし、こと会社案内に関しては、客観的にデザインを眺める視点を持ってください。

好きとか嫌いではなく、あなたのメッセージを的確に届けるために、最良の雰囲気を創り出すデザインを選択しなければならないのです。

例えば、デザインの基調色を選ぶときでも、安易にあなたが好きだからという理由だけで特定の色を選んでは得策とは言えません。

単に青が好きだからといって、会社案内も青にしようなどとは考えないでください。
きちんと客観的な視点で、あなたのメッセージを考慮するのです。
あなたのメッセージがとても情熱的なら、赤を使うことも検討するべきでしょう。

検討したうえで、「やはり青にしよう。誠実さと安心感を抱いてもらうことも重要だ。デザインではそれを表現しよう。情熱は文章で伝えればいい!」という決断があるのなら青にすればいいんです。

デザインは好き、嫌いで決めていくものではありません。
明確な意図を持って選び取るものなんです。

会社案内作成LABO」では、あなたの意図を的確にデザインに反映するため、「デザインサンプル」をご用意しています。

デザインサンプルの中から、あなたの意図を実現するためのデザインを選びとってください。
これは、美容院で望みのヘアースタイルにしてもらうため、ヘアーカタログを見るのと同じ役割を果たします。
実際の作成では、あなたの原稿に沿ってレイアウトデザインしますので、他社とは異なるオリジナル会社案内を作ることができるのです。

あなたの志と想いを込めた、あなただけの会社案内を作ろうじゃないですか!

本物のデザインで貴社にふさわしい会社案内を。


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