「情熱系」会社案内作成法 3.会社案内作成法「内容編」
本気の「情熱」が人を動かす
親近感を抱いてもらうための会社案内に、絶対なくてはならないものがあります。
それは一体なんでしょう?
相手の感情を誘導するための、巧みなキャッチコピーでしょうか?
ハッと目を惹くような、斬新なデザインでしょうか?
いいえ、そんな小手先のテクニックではありません。
もっと根本的に、私たち人間が互いにかかわりを持とうとするときに、必要とするものです。
それは、「心」、「魂」です。
これなしでは、どんなに素晴らしい理論に基づいたテクニックを利用してみても、いずれは化けの皮をはがされてしまうのです。
あたな自身の事業に向ける情熱、本心からお客さまを喜ばせようとする精神、社員をはじめ、かかわりあるすべての人に対する感謝の気持ち。
そんなあなたの「心」、「魂」を込めなくては、親近感を抱いてもらう会社案内は作れないんです。
土台となる「心」「魂」があってこそ、さまざまなマーケティング戦略・戦術のテクニックが役に立つのです。
「そんな目に見えない「心」とか「魂」なんてどうやって伝えるんだよ!」と思われますか?
これに対する私の答はとても簡単です。
わざわざ伝えようとしなくても、「心」、「魂」を持って取り組めば、自ずと伝わる!
もうこれしか言いようがありません。
でも、これだけで分かる人は分かるはずです。
あなたはいかがでしょう?
分かっていただけますか?
この長いお話しにここまでお付き合いいただいている方は、きっと情熱を持って仕事をされ、お客さまを喜ばせることに自分自身喜びを感じる方だと思います。
だって、小手先のテクニック論のようなことはいっさい語らず、「心」とか「情熱」ということをずっと語ってきたのですから。
私は、テクニックが必要ないと言っているわけではありません。
逆にとても大切だと思っていますし、それについても語るつもりです。
ただ、私自身が、このHPを接点として、お付き合いしたい人というのは、自分のビジネスに自信と情熱を持ち、心を込めてお客さまを喜ばせようとしている方なんです。
そんな方と、いっしょに仕事をして、喜びを分かち合いたい。そう思ってこのHPを作っています。
「心」とか「魂」といった共通の言語で語り合えるあなたになら、きっと分かってもらえますよね。
会社案内に、心を込めて、何が悪い!
親近感を抱いてもらうために、心を込めた会社案内にするコツは、「ラブレターを書く!」ように作るということです。
「ビジネスの話しをしているのに、なんでラブレターなんだよ!」って思われますか?
でもね。
真剣に恋していたるときのことを思い出してみてください!
そのとき、あなたは、もうめっちゃくちゃ真剣だったでしょ!
他のあらゆることを捨て去ってでも、その恋を成し遂げようと真剣に情熱を向けていたのではないですか!
実際すべてを捨てるなんてことはできなくても、そのくらいの気持ちで相手のことを思っていたんじゃないですか!
相手のすべてを分かりたくって、自分のことを受け容れてもらいたくって、なんとかしようと真剣でしたよね!
ビジネスは真剣勝負です。
私たちの生きがい、生活、未来、すべてがかかっていますから!
でも、恋だって、同じように真剣だったはずです。
ビジネスだから形式を大切にしなければならないとか、恋にのめり込むなんて若いうちだけだ、なんていう常識はとっぱらい、私たち人間のいとなみに根ざす、胸の奥深くに横たわる心の動きに目を向けてみましょう。
好きな人に、自分を知ってもらいたい。
好きだという気持ちを分かってほしい。
そして、願わくは、私に好意を向けてくれないか。
そんな切実な思いを、情熱とともに伝える「ラブレター」。
こころ、込めますよね!
会社案内にだって、そんな真摯で誠実な、情熱のこもった思いをつめ込めば良いんです。
あたながどんな志を持って会社を経営しているのか。
どんなに、その仕事に情熱を捧げているのか。
この先、どのようにお客さまを喜ばせようとしているのか。
伝えようじゃないですか。
あなたの真剣な思いを、あなたのお客さまになろうとする人に!
こころを込めて、あなた自身の言葉で伝えようじゃないですか!
まず、自分のことを知ってもらわなきゃ!
ラブレターを書くとき、あなただったら、まずどんなことを書きますか?
自分がどういう人間で、どのくらい相手のことを好きなのかを伝えようとするのではないでしょうか。
会社案内だって、自分がどういう気持ちで会社を経営し、どんな思いでお客さまに価値を提供しようとしているかを率直に書けばいいんです。
かっこつける必要なんてないんですから。
お客さまは、感情を持ち、血の通った人間です。
会社案内をどんな人に渡すにせよ、相手は、喜んだり、怒ったり、悲しんだり、感動したりする生身の人間なんですよ。
ビジネスだからといって、形ばかりにこだわって、心の通わないコミュニケーションなんて、誰も望んでないんですから。
あなたには、熱い志があるじゃないですか!
だからこそ、会社を経営しているんですよね!
辛いことだって、多いと思います。ですけど、その分、喜びだって人一倍得ることができるんです。
あなたの心にある、その情熱を、素直に率直に語ればいいじゃないですか。
会社案内だからといって、形式的な挨拶文や、ありきたりな未来のビジョンを載せる必要はまったくないんです。
どこにでもあるような、誰でも同じことが書けるような、つまらない言葉でお客さまの心をつかむことなんてできません。
人が人の言葉に触れて、共感や感動を得るときは、必ずその人のほんとうの心の内が伝わったときなんです。
ラブレターだって同じでしょ。
かっこだけつけて、中身のないものだったら、気持ちなんて伝わらないですよね。
ビジネスをまっとうに成功させるためには、心と魂をこめた情熱をお客さまに伝え、あなたを知ってもらうことが第一なんです。
まず、あなたがどういう人で、何を思い、何を大切にし、何を成そうとしているかを、知ってもらおうじゃないですか!
社長が書かなきゃ意味がない!
あなたの会社の会社案内を作ろうとしているのです。
大切なお客さまになろうとしている人に向けて、あなたの思いのたけを思いっきりぶつけるんです。
そんな重要なメッセージを、誰か人任せになんてできないですよね。
文章を書くのが得意な方はもちろん、そうでない方も、最初の原稿は必ずあなた自身で書いてください。
何度もくり返しますが、あなたの「心」、「魂」を伝えなければならないんです。
他の誰でもありません。
経営者である、あなたの言葉が必要なんです!
もし、どうしても書けない方は、メッセージをテープに吹き込んで、文章の得意な人に代筆してもらってもいいでしょう。
ただ、メッセージ自体は、必ずあなたの言葉で語ってください。
そうでなければ、「心」は絶対に伝わらないんです。
さあ、溢れる思いを、かたちにしようじゃないですか!
狙いを定める
あなたの誠実な熱い思いを伝えるための、心のこもった会社案内があれば、どんな人だってたちどころにあなたに親近感を持ち、あなたの大切なお客さまになってくれます・・・
って、そんなに上手いこといくわけありませんよね!
私たちが航海するビジネスの海原は、おとぎ話や魔法の国の物語ではなく、リアルでシビアな現実世界なんですから。
誰もが感動しちゃうような、魔法の会社案内なんてあるわけありません。
正直言って、どんなに心を込めたって、どんなにお客さまのことを思って誠実であったって、それがすべての人に伝わるわけではないんです。
これも恋と同じですね。
どんなに好きでも、適わない恋がありますもんね。
でも、あらゆる人にあなたの思いを伝えようとして、八方美人になることだけは絶対に避けてくださいね。
どんなに素晴らしい小説も、どんなに感動を呼ぶ映画も、すべての人の心を動かすわけではないのです。
プロ野球の世界でも言えることです。
優れたバッターだって、10本中3本打てるだけなんですから。
セールスの世界も同じです。
どんなトップセールスマンでも、すべてのプレゼンテーションが受注につながるわけではないですよね。
トップセールスマンの間ではこんな言葉があるそうです。
「3プレワン」(サンプレワン)
3回プレゼンテーションして、1回成約できれば一流だ、という意味だそうです。
セールスの世界でも百発百中なんてことは、求められていないんです。
いろいろな人、できるだけたくさんの人に伝えようとするから、もっとも言いたいことがぼやけて弱くなり、結局、伝えたいことが伝わらなくなってしまうのです。
イチローは、ホームランでなく、ヒットだけを狙っていきます。
彼は、狙いさえすれば、ある程度の確率でホームランも打てるそうです。
だけど、それをせず、安打を量産することを自分の使命としています。
常に、ヒットを打つことだけに力を結集しているんですね。
だからこそ、あれだけの仕事を成し遂げることを可能としたのでしょう。
会社案内だって、力を集中し、伝えたいメッセージの焦点を定めることで、高い確率で親近感を抱いてもらうことができるんです。
八方美人で百発百中を求めるのではなく、ピンポイントで狙いを定めましょう。
必ず、あなたの情熱を待っている人がいます。
波長が合い、共感しあえる人が、あなたからの熱いメッセージを待っているんですから。
次は、お客さまのハートを射とめるため、どんなデザインがあなたの想いを的確に伝えられるのかを、お話しさせていただきますね。





