デザイン、および会社案内の考察
イメージトレーニング
一流のアスリートの人たちが、イメージトレーニングを大切にしているという話しはよく聞きます。
ビジネスの現場でも、たとえ頭の中の想像であろうとも、演習を経た上で本番に挑むことは、かなり有効な手段なのではないかと思います。
デザインをするにおいても、イメージトレーニングは重要な取り組み方法です。
グラフィックデザインは、文字、写真、イラストなどの素材を組合せ、情報を伝達する技術です。
さまざまな素材を取りそろえ、それを紙面の上にどのように構築するかが決め手となります。
どのような素材をそろえることが、的確な情報伝達につながるのか。
それらの素材をいかように配置することが、アピールを高めることができるのか。
さまざまな思考過程を重ね、デザインは完成へと向かいます。
まずそこで、我々デザイナーは、デザインの完成形を頭に描きます。
成り行き任せで、場当たり的にデザインをしていく人もいるかもしれませんが、プロは必ず最終形のヴィジョンを持ちます。
いくつかのアイデアのもと、頭に描かれた最終形を比較検討したうえで、最良と判断されたものを実際の制作へと落とし込んでいくのです。
このように最終形を思い描くことは、普段からイメージトレーニングをしていないと、なかなか上手くできません。
デザイナーにとってのイメージトレーニングは、さまざまなところで目にするデザインを、自分だったらこんなふうにデザインするだろうと想像するところから始まります。
そして、もっとも大切なのが、そのデザインを目にした人がどんな気持ちになるかを想像することです。
見る人がどんな反応をするのだろうかということを、その人になりきって感じてみようとすることが大切なんです。





