デザイン、および会社案内の考察
会社案内の3つのベクトル
会社案内の作成は、経営者自らが担当すべきものです。
そして、会社案内は、「お客様」「スタッフ」「自分(経営者)」という3つのベクトルに向けて作用するように作らなければなりません。
一つ目の「お客様」に対するベクトルは、会社案内が営業ツールとしての役割を果たすために作られる以上、もっとも強い力を持たなければならないものです。
会社の理念、ビジョン、そしてどのような価値を届けることができるのか、これらを真摯で誠実にアピールすることで、お客様からの信頼を育むきっかけになります。
二つ目は「スタッフ」です。
人は金銭のためだけに働いているわけではありません。
やりがいを持ち、苦難を乗り越えながら目標を達成したのときの満足感は、私たちに大きな生きる力を与えます。
スタッフがやる気を保ち、高いパフォーマンスを発揮するためには、やりがいを感じさせる社内風土が必要です。
そんな風土を育むためには、会社の理念、ビジョンを明確にし、スタッフ皆が共有できる「夢」と「目標」を見せてあげることが大切なのです。
経営者自身が、スタッフを巻き込んで会社案内を作り上げることで、会社が歩んでゆく道を指し示すことができます。
三つ目は「自分(経営者)」。
会社経営は、マラソンのようなものです。
苦しいときもあれば、楽なときもあり、それでも長期的に成長を続けることが、お客様やスタッフを幸せにし、社会に貢献できるのだと思います。
そして、苦しいときにも、楽なときにも、夢と希望を詰め込んで作り上げた会社案内を読み直してもらいたいのです。
苦しいときには、忘れていた「目標」を再確認してください。ゴールがあるから走ることができるのです。
楽なときには、志しを思い出し、浮ついた気持ちをひきしめてください。高い志しがあれば、安きに流されることはありません。
会社案内は、営業ツールです。
だから当然、お客様に向けて作られています。
しかし、本気で作れば、スタッフにも自分にも、やる気を奮い立たせる情熱ツールとなるのです。





