デザイン、および会社案内の考察

「間(ま)」が上品さを生む

上手いデザインを施す要諦は、「間(ま)」をとることです。

グラフィックデザインというのは、伝えたい情報を2次元に置き換え、円滑に伝達を成し遂げるための表現方法です。

見た目をかっこよく整えることだけが、デザインではありません。

情報発信者の意図を理解し、的確な情報伝達が成されるよう、情報を加工することをデザインと言います。

そのことを踏まえたうえで、見た目のデザインを優れたものに作り上げるコツは、一つには「空白」をいかに演出するかということがあります。

冒頭で「間」と表現しましたが、「空白」「余白」と言った方が分かりやすいですね。

デザインは、一枚の紙面の中にさまざまなオブジェクト(文字、図形、写真)を並べることで作り上げます。

その時、掲載したい情報を紙面の隅から隅までぎっしりと配置すると、とても窮屈になってしまいます。

窮屈なレイアウトは、「貧乏くさく」見えるんです。

上品で高級感あるデザインを望むのであれば、紙面に「余白」を作り、「ゆとり」を持たせなければなりません。

しかし、「余白」さえあれば、何だって上品に見えるというわけではありません。

全体のバランスを考えないと、単に上手く整頓できなかったから無駄に「余ってしまった」ということになってしまいます。

この「余白」という言い方だと「余る」というニュアンスで伝わってしまい、適切ではありませんね。

やはり「間」と表現するのがいちばん近いように思います。

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