「情熱系」会社案内が作りだす3つのFAN
情熱を込めた会社案内は、ありきたりな会社案内では果たせない、ビジネスにとってとても重要な役割を担ってくれます。
それは、3つのファンを作り出すということです。
1. お客さまを、あなたの会社のファンにする。
2. スタッフ(社員)を、あなたの会社のファンにする。
3. 自分自身が、会社を愛するファンになる。
この3つのファンは、それぞれに、
- 優れた価値を提供したいというお客さまへの想い。
- 仕事を成し遂げ、喜びを共有するスタッフへの想い。
- 自分自身の志しと、遙かなビジョンに向かって邁進するビジネスに対する姿勢。
という、コンセプトに基づいています。
あなたの中で熱く燃える、経営者としての情熱を表現し、「お客さま」「スタッフ」「自分自身」の心に本気で訴えかけることで、強く志のある「勝ち組企業」として鍛え磨くことができるのです。
1.お客さまを、あなたの会社のファンにする。
会社案内をお客さまにお渡しするときのことを思い描いてみてください。
あなた:「弊社の会社案内です。お時間のあるときにご覧になってください。」
お客さま:「ああ、どうも。」(ちょっとだけ開いて見てみる。)
あなた:「それでですね………………」(商品、サービスの説明に入る。)
こんなふうにせっかくの会社案内を、ただ渡すだけで終わっていませんか。
渡しただけで、その後すぐに次の話題を探すか、商品・サービスの説明をしようとしていませんか。
経営者であるあなたが、直接、営業するわけではないかもしれません。
ですが、あなたの志と情熱をお客さまに伝えなくてはならないことに変わりはありません。
だとしたら、あなたの志を営業スタッフがお客さまに伝えるためのツールとして、会社案内を利用すればいいのです。
「弊社の志が詰まった会社案内です。
日々、私たちが、どんな想いでお客さまと接しているか。
私たちが大切にしているサービスの心を、弊社の代表が熱く語っています。
ぜひ、読んでやってください。」
営業スタッフが、お客さまに会社案内を渡す際、真剣な眼差しで、自信を持った堂々とした態度で会社案内を渡す姿を想像してみてください。
そして、本気の想いが刻まれた会社案内に目を通すお客さまの顔を、思い描いてみてください。
自社の代表のメッセージに自信を持ち、目を輝かせた本気の営業スタッフに手渡された会社案内。
そこには、あなたの熱いメッセージが書かれているのです。
お客さまは、人間です。
日々、笑ったり、喜んだり、怒ったり、悲しんだりする感情を持った人間なんです。
そんな血の通った生身の人間だからこそ、本気のメッセージが刻み込まれた会社案内に、心を動かされるのです。
会社案内だけでモノが売れるわけではありません。
お客さまが、会社案内で心を動かされても、確実に成約につながるわけではありません。
ですが、まずはあなたの会社を信頼してもらわなければ、何も始まらないではないですか。
お客さまに親近感を抱いていただき、信頼へとつなげていくステップを踏まなければ、商品やサービスの話すら聞いてもらえないのですから。
お客さまにファンになっていただくには、いくつかのステップがあります。
ですから、会社案内は、渡しただけでファンになってもらえるなんていう、魔法の営業ツールではありません。
しかし、ファンになっていただく第一歩は、初めてお客さまと接するときから始まるのです。
その第一歩を、着実に、堅実に踏み出すには、あなたの志と魂のこもった「情熱系会社案内」が大きく役に立つのです。
親近感醸成ツールとして会社案内を役立てることについては、
「情熱系」会社案内作成法 2.会社案内の本当の役割
で詳しく解説しています。ぜひ、こちらを読んでみてください。
2.スタッフを、あなたの会社のファンにする。
会社とは組織であり、組織とは人によって形づくられます。
組織に所属する、一人ひとりのスタッフのパフォーマンスにより、会社の動静は大きく変容します。
優秀な人材とはどんな人のことをいうのでしょう。
「なによりも、経営者であるあなたの想いに、シンパシーを感じているか。」
「そして、あなたのビジョンに、彼自身が熱くなれるか。」
ではないでしょうか。
毎日、会社に行くのが嫌でたまらない。
生きていくために仕方がないから、働いている。
仕事なんて楽しいはずがない、楽しいことをしてお金がもらえるわけがない。
そんなスタッフばかりで、その会社がお客さまを喜ばせる価値を提供できるでしょうか。
「つまらないなぁ」「めんどくさいなぁ」と思いながらこなした仕事と、目を輝かせて必死になって遂行した仕事では、どちらが価値のあるものを生み出せるでしょうか。
人は、金銭のためだけに働いているわけではありません。
お金は重要です。
重要ですが、それと同じくらい、いやそれ以上に、情熱をたぎらせることのできる「燃える瞬間」や「充実した達成感」が欲しくしょうがないのです。
懸命に物事に邁進することのすばらしさを知っている人ばかりではありません。
私だってそうです。
「情熱系」を唱いながらも、つまらない仕事にいやけがさすことだってあります。
そんなときは、自分を奮い立たせる栄養を心に与えてやるんです。
それが、志であり、夢でなんです。
あなたは、「志」「夢」「ビジョン」「理念」
言い方はなんでもいいです。
そんなあなたの描くすばらしい世界のことを、スタッフたちに語っていますか。
スタッフに、働く意欲、やりがい、充実感、達成感を感じてあげさせてください。
それはひとえに、あなたの情熱を伝染させることにあります。
本気になってやり続ければ、必ず伝わります。
あなたの会社なんです。
あなただけが、ビジョンを描けるのです。
スタッフがいきいきと仕事を楽しむ環境を用意してあげましょう。
それこそが、強い会社を作り上げるために必要不可欠なものなのですから。
あなたが、率先して情熱的であるなら、スタッフはきっとあなたに魅力を感じるでしょう。
周りの人たちを、あなたの思いに巻き込むのです。
情熱を感染させるのです。
そうすれば、スタッフがあなたのファンになり、強い組織を作り上げることができるのです。
共に、価値あるものを作りだし、お客さまを喜ばせようじゃないですか。
いつもいつも喜ばせることを考えていようじゃないですか。
そうすれば、すばらしいお客さまと、あなたを理解するすばらしいスタッフが、あなたの周りでいつも笑っていられるのです。
いつもあなたの味方でいてくれるのです。
3.自分自身が、会社を愛するファンになる。
最後は、あなた自身が、自分を駆り立てるため。
経営者として、常に構想を描き、スタッフを率いていく身として、あなたの情熱は枯渇してはなりません。
疲れることもあるでしょう。
嫌になることもあるでしょう。
しかし、負けるわけにはいかないのです。
あなたの情熱を会社案内として表現し、カタチになっていることで、あなたはいつでも思い出せるのです。
自分自身が語った熱いメッセージ。
裏切ることはできませんよね。
どんなときにも忘れずに、自分が自分であるために、会社の代表として、経営者としての心意気を常に感じるため。
情熱系会社案内は、あなた自身の魂が込められているのです。
いつでもページを繰ることができます。
強気のときも、弱気のときも、自分自身を見つめる、客観的なあなたがそこにいるのです。
いつでもあなたの味方であり、よき理解者。
情熱系会社案内は、あなたを見つめる心の目であり、あなた自身の決意表明なのです。
このような3つのFANを生みだす情熱系会社案内を作れば、それだけでビジネスがうまくいく、というわけではありません。
だとしても、もしあなたが会社案内を必要としているのであるのなら、または、営業ツールとしてお客さまと打ち解けるためのとっかかりが必要なのであれば、情熱系会社案内は大いに役に立つのではないでしょうか。
情熱系会社案内とは、「情熱を持ったあなたのビジネス」を「情熱を持って伝える」ために「情熱をもって作り出す」ものなのです。
せっかくなら、目的を明確にした、“役に立つ”会社案内を作り上げようじゃないですか!





